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8/8 「子猫をお願い」鑑賞@ユーロスペース。 ペ・ドゥナという女優がいる。 彼女は子供のような顔で静かだが意志のこもった目と表情をする。 決して典型的韓国美人ではないし、どちらかといえば幼いイメージを残す外観。 派手ではないいくつかの役柄を、よりリアルにそして印象強くしていくのは彼女の強い意志。 そしてその意志を表情という表現で内面から出していく稀有な女優。 性格派俳優と呼ぶには違うような気がするし、いわゆる今流行の韓流というわけでもない。 ペ・ドゥナというアンニュイともいえる存在感を、本当にリアルに見せられる。 そしてこの高校時代からの同級生の20代女性の友情の変化を描く青春同時代的韓国映画の中でも”リアルな20代”としてのペ・ドゥナがいるのである。 本国韓国では、若い女性たちを中心に圧倒的な支持を得たと映画宣伝では言う。この圧倒的支持を得たのも、観客が彼女たちに共感できるわけでそれは脚本しかり演出しかりだとは思うが、今回は役者たちの存在感・観客との距離感というのも大事だったんではないかと思う。 高校時代は仲良く一緒にいるだけで時間が楽しく過ぎていく。そこには他愛無い日常の出来事だけが並んでいるが、”一緒にいること”がその他愛ない日常を楽しくさせている。 しかしお互い年月が過ぎそれぞれの環境・それぞれの価値観を得ていくなかで、以前は感じていた楽しさを共有できないうようになっていく。。その過ぎた年月と距離感をうまくすくいとった映画だと思う。 そういう距離感も含めて役者である彼女たちが非常にリアルに見せていることで共感を得た映画なんだと改めて思うわけである。 一挙に下世話になるが、「なんか同じ雰囲気の見たことあるよなあ・・」なんて思って考えたら深津絵里が演じたドラマ「彼女たちの時代」を思い出した。そう自分の大好きな脚本家岡田惠和の地味ながら大好きだったドラマ、これを思い出した。 やはりこれもドラマとの距離感・同時代感・そして成長して時間がたつということについて触れていた名作だったと思う、これに似た思いを感じたわけである。 映画ラストへの映画的な大きな展開、そして彼女たちが選ぶ次への旅たち・・この決心をするペ・ドゥナとオク・ジヨンの背中に切なくなりました。ああいうシーンは個人的にも大好きです。 ということで評価★★★(ラストは4。全体的には3.8くらいなあという感じでこのくらいでございます。) PS.ペ・ドゥナの現段階での最高演技であり、韓国映画としても個人ベストにはいる傑作「ほえる犬は噛まない」を見てください。 |
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「【映画】子猫をお願い」について
「【映画】子猫をお願い」について ドゥナちゃんについて書かれているのを発見して、思わずトラックバックしてしまいました。 ...続きを見る |
K.I.S.S.M.E.-X@Webry... 2005/01/03 00:17 |
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