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zoom RSS 【映画】レディ・キラーズ

<<   作成日時 : 2004/09/09 23:22   >>

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8/22 「レディ・キラーズ」鑑賞@池袋文芸座。

最近多作なコーエン兄弟の最新作「レディ・キラーズ」。公開時に見逃してしまい文芸座での再映があったためいざ出陣。
自分としてはもう既にコーエン兄弟というだけで贔屓目に見てしまっているわけで、もうこの時点でほぼ面白いというポイントはついてしまっているのも、1ファン心理としてはしかたがない。

今作もいわゆるクライム・ブラックコメディとしてもうコーエン兄弟のお得意ジャンルをトム・ハンクスを主役に迎えて構築。
原作は1955年の「マダムと泥棒」、こういうクラシック作品をとりあげる感覚もらしいなあと思うわけです。
トム扮する”教授”とその楽団員が、一人暮らしの老婆の家の地下室を間借りする。しかし彼らはベテランの強盗一味であり地下では近隣にあるカジノの金庫強奪のための地下道が作られている。この犯罪に気がつくのは老婆一人。老婆と犯罪者、勝つのはどっちだ?というクライムコメディ。

とストーリーは正にこの通りなんだが、コーエン兄弟らしいのはそのエンディング。
ネタバレになるので多くは語らないがもうとにかくシニカルでブラックなエンディング。それもすごーくあっけなく終わらせる。
このシニカルなエンディングへの伏線が、オープニングから既に映像として張り巡らされており「なんでこれのアップにこだわるんか。意味あるのかなあ・・」と思ってた自分がバカでした。伏線なんです。
こういうヘタをすればアニメ・漫画的ともいえる展開でにやっと笑わせるあたりも、”スパイダーマン”サムライミ監督一派だった名残がちらほら。

また最近のコーエン兄弟作品で見え隠れするのが、ギリシャ神話など神話世界から生まれる諺的な格言みたいなものをメッセージとしてまぶしているのも見える。
では今回のメッセージは?といわれると不勉強なため出てこないんであるが、ものすごーく自分的レベルの低い例えでいえば「風が吹けば桶屋が儲かる」といったような格言をまぶしているに違いない。この格言ではないですけどね。

そしてクラシック作品からのリメイクという観点では古き良きスクリュボ−ルコメディというカテゴリーへの敬愛・トリビュートも強く感じられるし、神話といいジャンル映画への敬愛といいほんとに良く勉強してるし映画バカだなあと思う。
しかしこういう映画バカの部分を敢えて難しくせず、誰にでもわかるエンターテイメントに仕上げているのがコーエン兄弟の良さなわけで、そういう観点ではコーエン兄弟らしい作品でございました。

ということで評価★★★★(総じては4つくらいですね、転がりつづけるラスト部分は4.8くらい。にやっと笑わされました。)

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