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zoom RSS 【映画】東京国際映画祭「サヨナラCOLOR」

<<   作成日時 : 2004/10/25 03:10   >>

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10/24 東京国際映画祭 日本映画ある視点部門「サヨナラCOLOR」鑑賞@バージンTOHOシネマズ。
6本目。今の日本映画を特集する日本映画ある視点の竹中直人監督の最新作。

医師の竹中扮する正平の元で、高校時代の同級生で初恋の相手原田知世扮する未知子とガン患者として再開する。
高校時代から嫌われていた彼のしつこいくらいの無償の気持ちを治療へ向かわせる態度が、未知子へと届き始める時に二人は。。
ハナレグミの永積タカシが現在休止中のスーパーバタードッグで歌った曲をタイトルにして、高校時代の同級生の大人の恋愛を描く。

設定もストーリーもそして感涙の永積の音楽もいい。がしかし、脚本が演出がキャストが全てを台無しにしている。”感動作”と広告文でうたえど、これでは感動はできない。
何がいけないのか?考えてみた。
まずはキャスト。メジャー感の強い役者だというのはさておき、それをあれだけメジャー感の強い演技で通すのもいかがなものか。
だって竹中直人と原田知世が同級生に見えないし。段田安則の軽薄な演技もどうかなあ。。
次に演出。竹中演出はとにかく全編シュールコミカルでメジャー感というかわかりやすい演技の要素を満載。竹中らしいといえばらしいのだが、ストーリーが叙情的なだけに全編これで通すのでは泣けない。
前作”連弾”などはいい効果になっていたのだが、今回は”別れ””死”というものをモチーフにおいているわけで、このモチーフでは逆効果になっているのではと思った。
そして脚本。宝石のようないいセリフも点在すれど、とにかく横道にそれる。多少は伏線にはなっているのだが、無駄なシーンが多すぎるのでは。いわゆる説明セリフ的なシーンが多すぎると感じたのである。
ラストの海岸のシーンでも、あそこで竹中のあの出番はいらないんではないか。黙って海岸に立って名曲が流れればそれだけで十分説明になっていたんではないかと。

またもやいつものように偉そうに言っているんだが、好きな要素が多かった作品なだけに期待も大なわけで。その期待とは裏腹な仕上がりになっていたのである。
切ない話なんだから締めるところは締めてくれないと、全く説得力がなくなるんじゃないかなあ。
惜しいんだよなあ。何かどこかの要素が・人間が変わっていれば最高に泣ける映画になっていたのに。
叙情的なだけがいいわけではないとは思うが、この作品世界なら最後はもっと叙情的になるべきでは、と思ったのである。

終映後ティーチインで参加した永積が生ライブで”サヨナラCOLOR”を歌った。
最高だった、泣いてしまった。
でもあれだけいい曲を使ってこんなに泣けるのに、本編では泣けなかったのはなぜか。
それがなんとなく答えだった気がする。

ということで評価★★★(3つでも多いかなあ。もっとがんばってほしかった。永積の歌は10コあげられます。)

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
トラックバックさせてもらいました。
ティーチインでも話が出ていたけど、段田安則のキャスティングはちょっとおかしいですよね。竹中直人の演技もこの作品には合わないような…。
永積タカシのライブは良かったです。◎
nao
2004/10/25 12:37

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