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zoom RSS 【映画】東京国際映画祭「胡蝶」

<<   作成日時 : 2004/11/01 00:14   >>

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10/28 東京国際映画祭アジアの風部門「胡蝶」鑑賞@ヴァージンTOHOシネマズ。

9本目。今年はアジアの風が多いセレクションでございます。毎年なんですが。。
香港インディーズの女性監督ヤンヤン・マクの極めて女性的感性に彩られたセンシティブな恋愛映画。非常に良かった、太鼓判!!。

30代子持ちの女性教師フラヴィアが、あるきっかけで知り合った若い女性に惹かれていく。いわゆる一般の社会の日常で暮らす彼女は過去に大きな傷となった女性との恋を思い出し、今の生活と本当の自分の感情の狭間で揺れていく。。

テーマは変化と成長、モチーフに同性愛での恋愛をとる。
真正面からこの同性愛をモチーフに彼女の今と過去の恋愛、そして彼女のとるべき本当の生き方を描いていく。
世間一般(個人的には世間一般って何?とは思いますが)的には異端ととれるシュチュエーションは、物語の中では彼女のカセとなっていく。
カセが大きければ大きいほど感情の振れ幅は大きくなり、彼女の決意の強さもしっかりとスクリーンに現れてくる。
強くひたすら強く、しかし優しい映画である。

ゆったりと優しい光の撮り方で繊細に彼女たちの心情をあらわす映像。
見事なまでの繊細さでゆったりとした光に包み込まれるような気分にさせる。
彼女たちの心の揺らぎとして、光が構図が入ってくる。美しい。素晴らしく美しい映像。
画面の一つ一つを非常に丁寧に繊細に作られている。

そして映像と俳優を見事にサポートする音楽。
ゆったりとゆるやかに、しかし切ない心の叫びを小さく声に出すような切ないメロディ。
ん、いいです。物語と映像と音楽の協調も良いんです。

そして難役ともいえるキャラクターたちを体現する俳優陣。
ジョシー・ホーやティエン・ユエンら今の彼女たちは当然のこと、若き頃の彼女たちを演ずる役者たちも素晴らしい。
ジョシー・ホーは、今の幸せそうな生活と本当の自分の差に気づき揺らぐ感情を見事に演じている。
さすがベテランという演技の幅です。というか演技に見えない。

ラストに彼女がとる選択。
そして「サンダルは一足だけでは使い物にならない」という想い。
本当にさなぎが胡蝶になる時間。その決意。
圧倒的な誓いの強さ。圧倒的な説得力。

作品的な感触の類似としては例えがよくないが行定勲の「贅沢な骨」にも似た感触(ストーリーは全く違うが)を得ました。
ということで評価★★★★(4.5以上は軽くあげられます。秀作)

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