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zoom RSS 【映画】東京国際映画祭「大統領の理髪師」

<<   作成日時 : 2004/11/08 22:47   >>

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10/29 東京国際映画祭コンペティション部門「大統領の理髪師」鑑賞@ヴァージンTOHOシネマズ。

12本目。コンペの韓国映画。
韓国映画本当の四天王(映画秘宝より引用)ソン・ガンホ主演の歴史に翻弄される家族ドラマ。

ソン・ガンホ扮する理髪師ハンモは大統領官邸のある街に妻・息子で小さな店を持っている。軍事政権成立後60〜70年代の混乱期に、あるきっかけで官邸お付の理髪師になってしまったハンモと家族や街の人たちの行方をコミカルにそして哀切に描く。

前半はその成り行きをコミカルに描く。市井の床屋のおかしな成り行きを笑える展開・演出たっぷりに描く。そのコミカルな描き方にいつの間にか話に引き込まれている。
後半は反して軍事政権の成り行きに不運にも巻き込まれていく様子をじっくりと描く。そこにある偶然の悲劇・そしてそこから生まれる希望。

全体のトーンはあくまでも明るく見せる。
しかし人生には笑っちゃうしかないような何気ない悲劇も含んでいるんだと見せた上で、でも未来は暗くないんだと言ってくる。
ほんのりと明るい未来。

同じくソン・ガンホ主演の私の大好きな韓国映画「殺人の追憶」でも同じことを感じたが、そこに描かれるある時代という時代の空気感の描き方に特徴を感じた。
誰しもが覚えているであろうその時代の空気感を見事にすくいとる。
そしてその時代を決して悪い時代としてではなく、あくまでも時代の通過点として懐古的に描く。
この描き方のさじ加減に特徴的なものを感じた。

そしてやはりこの作品では韓国映画が今持っている力を強く感じる。
この後で後述するSダイアリーなんかにも感じたのだが、いわゆる作風の違いは大きくあれ最近取り上げられるハリウッド級メジャー系韓国映画ではなく、身近な視点での比較的小規模な作品の法が韓国映画の実力を感じることができる。
非常に実力の高さも感じることができた。
脚本の無駄の無さ・エピソードの繰り返しによる発生する感情の揺れ・歴史とのすれ違いのリアル性・演出の明快さ・ソンガンホのみならず妻役のムンソリら脇役の分かりやすく見せる演技力の高さなどなどその実力の高さがにじみ出てくるのである。

めでたくイム・チャンサン監督が最優秀監督賞と、作品が観客が投票する観客賞受賞。
納得の出来でございました。おめでとうございます。
で評価★★★★(4つともうちょいくらいの感想でございます。)

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