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zoom RSS 東京ファンタ『ナイト・ウォッチ』

<<   作成日時 : 2005/10/22 19:27   >>

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10/16 東京ファンタのクロージング、ロシア発ダークファンタジーの大傑作”ナイト・ウォッチ”鑑賞。
とにかく残念なのはこんな傑作が米国配給元の事情により米国並びに日本でも上映が急遽未定になってしまったという事実。なぜに?この作品で表現されるモチーフが?素材が?テーマが?それともそのシーンにある悪という存在がか?

作品の説明をする前に個人的にはあまり思い入れの無いスターウォーズトリロジーより、この極めて奥深くかつエンターテイメントとして成立しているロシアの大傑作”ナイトウォッチ”トリロジーを推奨したい。ムダな説明はいらず面白いのである、エンターテイメントとして。間違いなく傑作。

かのタランティーノ(ファンタで何回タランティーノ出てくるんだ(笑))も絶賛したといわれ、最も新しく斬新な”映像革命”とも言われるダークファンタジー。3部作を予定している1作目が本作。
こういう前フリコメントを想像以上に超えて面白かった点をぜひお伝えしたい。
映像のテクニックだけではない、そこにある世界観を非常に緻密に構築された物語として着実に構築している脚本としっかりした演出。映像はあくまでもこの世界観を実現する手段として効果しているに過ぎないんではないか。

1000年の間、歴史の中で異種なるモノである光と闇の一族たちは人間たちの世界の中で同居している。歴史のバランスをくずさないために光は”ナイト・ウォッチ(闇の監視)”を、闇は”デイ・ウォッチ(光の監視)”を交互にしながら。
そして1000年の均衡をくずす程の”力”を持った存在が現代に現れ、光と闇の攻防がはじめってしまう・・・という非常に崇高であり宗教的でもあり幻想的でもある魅力のある設定。

この世界観をまるで本当に存在してもおかしくないと思わせるすばらしくトリッキーな”柔と剛””速と遅”を見事に使い分けた映像で表現。いやあ見事。もう思いっきり世界に入り込ませる。
そしてそのストーリーの根本を築くモチーフとして”親子の愛情”とその反面に誰にでもある”憎悪や罪”を置き見事にストーリーテリングしていく。この脚本がまた秀逸!!単なるダークファンタジーとしてだけでなく切なく奥深い物語にしている脚本の深さと演出の丁寧さが根本的に前述SWとの違いと見た。
稚拙なる私の評価が高いのもこの点。ダークファンタジーという世界と、普遍的な愛情や憎悪をきちんと描いている点をぜひオススメしたいわけです。
ロシアというお国柄も相乗効果になっているのか、いわゆるハリウッドエンターテイメントには無い深みを構築。しかしロシアという異国感はまったく意識させない映画話術も見事なわけです。
やはりただ楽しいだけ・ただ面白いだけでなく、人の心の襞に世界を残していくという意味で正にエンターテイメントとして傑作といいたい。

次回作は”デイウォッチ”!ただ今回のロシア外での上映中止も響く可能性ありというコメントもあり・・・んーーなんとしてでも見たい。3作すべて!!

で評価は当然★★★★★(エンターテイメントとして満点です。)

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