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zoom RSS コリアン・シネマ・ウイーク『バス、停留場』

<<   作成日時 : 2005/11/11 21:01   >>

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10/25 東京国際協賛企画(国際10本目)のコリアン・シネマ・ウイークの「バス、停留場」鑑賞@ヤマハホール。
今年のコリアン・ウイークのテーマは女性監督特集。この作品の監督イ・ミヨンは「クワイエット・ファミリー」「反則王」などのプロデューサーからの初監督作品。本人のプロデュース作品とは一転して女性監督らしい繊細な恋愛映画であり、いわゆる王道的展開とは一線を画す顛末とラストにあっぱれといいたくなる佳作でした。

孤独で誰も愛せず誰からも愛されない知的な男性教師の主人公と、彼の予備校に通う同じく孤独を抱える女子高生の二人の心の通い合いを見せる恋愛映画。

主人公が抱える孤独を日々の生活の中のエピソードを静かに重ねることによって見せるのだが、その孤独であるが故にまるで高いプライドで周りを拒絶しているかのような主人公たち。しかしそれは周りを拒絶しているのではなく、自分の価値や表現についての自信の無さにつながっている。
一人雨の中傘も差さずバスを降り歩く教師を、停留場という公共=他者の場所の引きという俯瞰の構図から見せるオープニングから、その映像そのものが主人公の心情を吐露するかのように見えていた。

そんな彼が唯一心を許し他者とコミュニケートしたいという願望を見せた生徒の女子高生。彼女も
自分の居場所を探しておりその渇望が中年男性との援助交際となって別の形で現れている。
年代も離れた男女だが徐々にお互いを理解しようとするが、安易にお互いを近づけるのではなく極めて不器用なまでに近づこうとする二人。

そして初めて主人公がその感情を彼女に見せるラスト間際の展開。ここが良かった。
前述したようにいわゆる王道的恋愛映画展開とかまったく違う控えめで変化球的な表現が好評価。また今まで一人ずつで乗っていたバスに一緒に並んで乗る印象的なラストシーン。作品中にある”どこへでも行ける車”バスに乗る二人はどこへ向かうのか。

で評価★★★(3.8くらいです。作品的には4・いまいち俳優が好きなタイプでなかったのでその分で個人的にはそのくらいかと。)

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