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zoom RSS 【映画】2006年ぜひみるべしの映画

<<   作成日時 : 2006/03/26 21:00   >>

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もう4月を迎えるのにいまさら感もあるのですが、映画祭中心に先取りで見せていただいた素晴らしい映画の数々の中で今後公開されるであろうものをピックアップ。誰かオススメ見てくれい。

『シリアナ』
もう公開されちゃいましたね。書くの遅すぎか。今そこにある世界を塊のようにぶつけてくる作品。圧倒的な破壊力のあるメッセージを緻密に計算された物語に混在させる脚本・演出は圧巻ですな。傑作です。自分が見ることのできない世界を見せてくれるという映画の役割を強く実感することができた作品でした。わからないという人はきちんと中東事情とアメリカ政策を大きな部分だけでも勉強するという努力が必要なんだと思います、それは私たちの世界を知るという義務として。

『春が来れば』
これも公開されちゃいましたね。ホ・ジノ組のリュ・ジャンハ監督の丁寧で端正な演出と、もはやその役に乗り移るという意味でデニーロアプローチしまくり(勝手な評価)のうらびれたリアルな中年男の演技はさすが。春の桜のようにほのかに色づいたようなリアルで切ない物語は個人的に大好きなのです。特別なことが起きなくても希望を持って一歩前に踏み出すことの大事さを思い出させてくれたような気がします。この時期だからこそよりリアルな切なく暖かい映画ですのでぜひご鑑賞を。

『ナイト・ウォッチ』
これからはロシア映画が来ると自分の中で叫んでいたら、もうメディアではとっくに言ってましたね、あしからず^^まさに見たことのない映像の連打によるレトロフューチャーな映像革命と、その映像はあくまでも手段に過ぎない骨太な脚本と物語。闇と光・親と子という最大構成・最小構成の世界を中心に起き宗教的であり普及的でもある物語にしているのも見事。映像はジュネ・キャロ/物語はルーカスという野暮な比較など意味の無いエンターテイメント傑作でしょう。

『キャッチボール屋』
日本映画の小作品だけに公開も難しいかなあ。大人のための公園ファンタジー。大人になるということは決してすべてが変わるわけではなく時間が過ぎてしまっていくという部分もある。そんな過ぎていく時間を思い出すことのできる映画でした。大人だからこそわかるいい映画だと思う。公園という場所とその陽の射すのどかな風景にイメージを重ねることができる優しい映画でした。面白い。

『ミッドナイト・マイラブ』
これからはタイ映画がくる・・と言っているとロシア映画のようになるし、もうこれもきてるか^^タイ版美女と野獣現代編。んーそれだと表現違うかなあ。寂しい魂の彷徨とふれあい、とにかく圧倒的にせつなく美しいラブストーリーの傑作としたい。現代であるのにレトロな映像や音楽、無骨で孤独なのに深みを感じる主人公たち、そして朴訥なのに泣けてしまうエモーショナルな演出と大好きな世界観です。泣けました、わたくしは、傑作です。

『浮気雲』
台湾の気鋭ツァイ・ミンリャンの新作。孤独な男女の愛情の行方を彼らしいストイックな演出で描く部分と、極彩色でポップなミュージカルをミックスした傑作。対極な世界観を見事に混在させているその世界に脱帽するのだが、こういう作品って結局好きな人しか見ないよねえという自己反省もあり。アート系好きならぜひぜひ。

『スリー・タイムズ』
こちらも台湾の巨匠ホウ・シャオシェンの新作。3つの時代の男女の恋愛を同じ役者が演じるという設定を、物語と映像の違いを明確にして表現した手法が面白い。傑作なのは1本目の66年のビリヤード場でのエピソード。既視感もあるような懐かしい風景と美しいとしかいいようのない映像が素晴らしかった。これもアート系好きの人向けですね。

『マジジャンズ』
自殺した友人を偲び集まるバンド仲間たち。彼らの想いを劇中ワンカットのみというこだわりの映像表現で撮った韓国映画。手法としては演劇的とも思えるが、友人や恋人への想いが錯綜しラストに集約する物語が秀逸だった。ラストの演奏の名曲”シルビア”で不覚にも泣いてしまいました。今思い出しても泣ける。30代以上の人が見るとより泣けるはずです。

『やわらかい生活』
名作”ヴァイブレータ”である女性の心情を描ききった監督廣木隆一&女優寺島しのぶの名コンビの新作。前作がデジタルビデオでの臨場感・リアル感にこだわったのに比して、今回はフィルムでその場の空気を掬い取り映画として成立させている。うつ病の女性を演じきった寺島しのぶの演技もすばらしいし、タイトルにもあるようなやわらかい空気を感じさせる美しい映像も素晴らしかった。女性的名映画ではないかと感じております。

とこんな感じでございます。あくまでも一部の映画なんですけどね^^

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