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zoom RSS 【演劇】ポツドール「激情」

<<   作成日時 : 2004/07/22 01:04   >>

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6/25 ポツドール「激情」鑑劇@下北沢駅前劇場。

ポツドール初見。
以前からラブホテルで行為にまでいたるまでのカップルの風景とか、AVを必死で撮ろうとする男集団の話だとかをセミドキュメントスタイルでほとんど役者のリアルなのかという状況のまま見せることで賛否両論だったポツドール。
今回は今までのセミドキュメントを一歩脱してきちんと物語として見せる1年半ぶりの公演ということもあり観劇。

話としては北国の田舎町で暮らす3組のカップルの愛情と愛憎を前半(夏)・後半(冬)で”陽と陰””表と裏”いや”愛と憎”で見せる「ポツドール版”裏”北の国から」。
前半はそれぞれのカップルのなりそめやなりゆきを。
主人公(小林康弘)の男の元に結婚式で帰省した旧友たちが、その田舎暮らし風景をバカにしつづけ小林がキレまくる転換をはさんで・・・
後半はとにかくダークサイドをつっぱしる。浮気(恋人の目の前での性行為)・暴力・罵倒・同性愛・・ととにかく裏面を見せまくる。

セミドキュメントスタイルを見ていないのでなんともいえないが、とにかく後味が異常に悪い。
が、しかしそこで繰り広げられた感情は多分全てではないにせよ、わずかでも誰もが抱える感情(激情)。
多分自分もその感情がわかるが故にこれだけ後味が悪いんであろう。

舞台上で起きている単なる芝居なのに、まるでその現場に居合わせているかのような居心地の悪さ。その居心地の悪さはカーテンコールまで観客全員をひきづり、誰も拍手無し。
確かにこれで拍手はできんなあ。いやあすごい舞台なんだが。その感情に拍手できないわけである。
でも客先は大入り満席。みなひきづられているわけである。そのダークサイドに。

言葉の罵倒・本気かと思われる暴力(男のみだけでなく女性役者にまで)・男と女の性行為・男と男の性行為まで・・当然リアルなわけではないが、本当にリアルなその感情。

裏切るという感情にあるやるせなさ・せつなさ・理不尽さ・・人間は絶対死ぬまで誠実なだけで生きていけるわけではないと主宰の三浦大輔は言っているように思う。
つらいねえ・・

好きか嫌いかは別にして、これだけ感情に残した時点でポツドールの勝ち。
次回は10月三鷹で新作・・見にいくんだろうなあ・・たぶん。

で評価★★★★(星としてはあげたくないがその圧倒的な存在感で4つ)

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ポツドールはラブホテルで行為にまでいたるまでのカップルの風景とか、AVを必死で撮ろうとする男集団の話だとかをセミドキュメントスタイルでほとんど役者のリアルというか状況そのままで見せると話題になった演劇ユニット。30's SubCulture Blog&nbsp; が6月公演「激情」を取り上げました(6月23〓29日、下北沢駅前劇場)。「とにかく後味が異常に悪い」「その居心地の悪さはカーテンコールまで観客全員をひきづり、誰も拍手無し」「でも客先は大入り満席。みなひきづられているわけである。そのダー... ...続きを見る
Wonderland
2004/08/13 01:33

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