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zoom RSS 【映画】東京国際映画祭「パッチギ!」

<<   作成日時 : 2004/11/11 23:58   >>

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10/30 東京国際映画祭特別招待部門「パッチギ!」鑑賞@シアターコクーン。

まだ東京国際書いてるのかい?って感じですが、残り少し。書ききりましょう。
15本目。辛口映画批評の井筒和幸監督の最新作鑑賞。

昨今の露出度の高さがあるにせよ、やはり井筒の監督としての力量はきちんと披露されている新作。
作品によって当たりハズレがあるけれども今回はそういう意味では当たりでしょう。
十八番の青春学生モノのジャンルと、68年という時代や在日朝鮮人の生き方という環境を巧くミックスし切ない青春映画に仕立て上げた。

井筒作品に良く見受けられる勢いが今作では冒頭からあふれており、京都に生きる若者たちを活き活きと活写。
気が弱いけど人のいい塩谷瞬扮する主人公康介は、たまたま出会った朝鮮学校の女子学生沢尻エリカ扮するキョンジャに一目ぼれする。
周りの反発や抵抗を少しずつ変えながら近づく二人。しかし二人は違う国の人間であるという現実を超えていけるのか・・

68年という懐かしさを感じる時代と、そこに生きる人々の躍動感。そしてそこに生まれる恋愛や友情。自分の中に生まれていく感情と歴史という時間、少しずつ超えていきながら成長をしていく若者たち。
何かを許していくことで大人になっていく。

井筒演出はこの時代と若者を非常にわかりやすく描く。
笑うところは笑わせる。泣くところは泣かせる。メリハリをきっちりきかせた演出。
この作品に曖昧な部分は一切無い。誰にでもわかる、しかし主張をする映画。
青春映画として成立をさせて、なおかつエンターテイメント性も忘れず、そして作家としての主張もする。幅広くとどけるという観点で成功していると思う。
解析をする映画ではなく、純粋に見て感じる映画。

かくいう自分もすっかり物語にのめりこみ、そしてラストはほろっとさせられた。
素直にいい映画だったねという良作だと思ったわけです。

ちなみに私の井筒作品BEST3は
1.突然炎のごとく いわゆる井筒作品とはちと違うけどむちゃくちゃ好き。かっこいい。
2.のど自慢 のど自慢をきちんとエンターテイメントにして感動させる。うまい。これも好きな作品。
3.パッチギ! 3位にはいりました。

という感じでございます。
で評価★★★★(4つ。いい出来でした。)

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