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zoom RSS 東京国際映画祭『月光の下、我思う』

<<   作成日時 : 2005/10/23 03:30   >>

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10/22 東京国際3本目、アジアの風の「月光の下、我思う」鑑賞@VTC。
で本日の最終作品。アジアの風の1本目。かなり好きな”台北ソリチュード”のリン・チェンシェン監督の親娘を軸とした台湾映画。
強く感じたのは”無くしてしまった時間”。そこにあるのは風や波や蝉や鳥や虫の音、そして今は居ない相手への想い。登場人物がそして私たちが無くしてしまった何かがそこに静謐に横たわっている。美しく切ないスクリーンの向こうの世界。好きです、こういう世界観。

夫が政治犯として留置されている島を海の向こうに見る丘の上に住む母娘。頑固なまでに娘に執着し子離れしない母と、そんな母に抵抗しつつも服従している娘。新任教師として娘が働く学校で始まる新しい恋と、その恋愛を否定しつつも自分の過去への想いを重ねる母の恋愛が重なる。
母娘の確執を静かにひたすら静謐にとらえつつも、その内側にある対極的にマグマのように沸き返る愛情。海や島や木々に囲まれた風景と静かな会話という”静”を見せ、熱い想いや性といった”動”を隠す。
その風景の音に耳をすませつつ、そこにある感情に非常に繊細に心揺さぶられた良質な作品。

だが・・・だがしかし。。。。
あのエンディングはいかがなものか?原作があるのだろうし、そのエンディングを迎えるからこそ表面的に出さない・隠している部分を露呈させたとしても、そこまで露悪的に描ききらなければ主題は伝わらないのであろうか。
見せないまま、いや敢えて隠したままだからこそ、その内なるもののエモーションが伝わるという表現もあったのではないか?と思ってしまったのである。
客席全体のリアクションもそうだったのではないかなあ・・・

ということで評価★★★★(4くらいかなあ。前半は4.7くらいいきましたが後半に不満あり。)

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